毛髪再生外来の美容コラム

美容コラム

発毛効果が期待できる外用薬(発毛促進)にはどんなものがあるの?

毛髪再生外来
発毛効果が期待できる外用薬(発毛促進)にはどんなものがあるの?
  1. 頭皮を健康にする「KIPスカルプヘアエッセンス」
  2. AGA治療に高い効果「リアップX5プラス」
  3. 抜け毛を減らす「パントスチン」
  4. 医師の指導に従って使用することが大事

美容クリニックで薄毛治療をする際、頭皮に対する施術と並行して、発毛促進のために外用薬が処方されます。美容クリニックで用いられる外用薬は、ドラッグストアなどで買える市販の育毛剤とは違い、抜け毛を減らす効果が高いものです。美容クリニックで用いられる発毛促進のための外用薬にはどのようなものがあり、どのような効果が期待できるのかを具体的に見てみましょう。


|頭皮を健康にする「KIPスカルプヘアエッセンス」


「KIPスカルプヘアエッセンス」のKIPとは、薄毛治療に効果のある成分の頭文字です。Kは毛母細胞成長因子のKGFを表しており、この外用薬の主成分です。健康な毛乳頭で作られる成分で、髪の毛が生え変わるサイクルのうち、成長期において重要な働きをします。自分自身でKGFを作り出せなくなってくると、抜け毛が増え、新しい毛が生えにくくなるため、KGFを補うことで発毛促進するというのが、この外用薬の役割です。


ちなみに、残りのIはインシュリン様成長因子のIGF、Pはプラセンタの頭文字で馬プラセンタが配合されていることを表しています。これらの主成分の他にも、植物由来の有効成分が6種類配合されており、新しい毛が生えやすい頭皮環境を整えるのに役立ちます。男性のAGA治療にも、女性のびまん性脱毛症の治療にも使え、他の治療とも相性が良いため、長期にわたる治療でもストレスなく使い続けることができます。


KIPスカルプヘアエッセンスが他の育毛剤と異なる点は、発毛を促進する効果の高いKGFそのものを補充できるという点です。これまでの育毛剤は毛乳頭でKGFが作られるのを促す成分が配合されているものばかりだったのに対して、KIPスカルプヘアエッセンスは、濃度を高めたKGFをそのまま配合しているため、直接毛乳頭に働きかけることができます。自力でKGFを作り出せなくなった毛乳頭にKGFを補うことで、発毛のサイクルを取り戻し、自ら発毛を促進するようになるのです。


また、KIPスカルプヘアエッセンスの場合、育毛剤独特のべたつき感がないというのも注目すべき点です。朝晩2回の使用が基本の育毛剤ですが、べたつき感が強いとスタイリングの邪魔になるため、人目を気にして朝の使用を控えてしまう人もいます。


さらっとした使い心地のKIPスカルプヘアエッセンスなら、スタイリングの邪魔にならず、人と会う前でも気にせず使えます。毎日2回ずつ使用する育毛剤ですから、治療効果と同じくらい使用感の良さも重要な点と言って良いでしょう。


|AGA治療に高い効果「リアップX5プラス」


AGA治療に高い効果「リアップX5プラス」


リアップX5プラスは大正製薬の育毛剤で、ミノキシジルが5%配合されていることから、この名前が付けられています。ドラッグストアなどでも市販されていますが、第1類医薬品に分類される外用薬のため、使用には医師や薬剤師の指導が必要です。


例えば、男性特有のAGAには高い効果が期待できる半面、女性や未成年への使用は禁じられているなど、専門知識を持った人の指導が欠かせない部分があります。


また、高血圧や心臓、腎臓に障害がある場合も医師に相談する必要があります。正しく使用すれば高い効果が期待できる外用薬で、他の治療と組み合わせることで効果が高まるため、リアップX5プラスは自己判断で使用せず、専門の医師に処方してもらいましょう。


もちろん、発毛効果が高いと言っても、新しい髪の毛が生え始めて目で見てわかる状態にまで成長するのには、時間がかかります。”効果が認められるのは最低4ヶ月間毎日連続して使用してから”とメーカーのホームページでも注意点として挙げられているため、美容クリニックなどで定期的に医師の指導を受けながら使用するのがおすすめです。


|抜け毛を減らす「パントスチン」


抜け毛を減らす「パントスチン」


リアップX5プラスを使用できない女性の薄毛治療や、男性の軽度なAGAには、アルファトラジオールを配合したパントスチンが有効です。アルファトラジオールとは、毛母細胞にダメージを与えるジヒドロテストステロンが頭皮の中で作られるのを阻害する働きをもつ成分のため、塗布することで抜け毛を予防することができます。


パントスチンは、KIPスカルプヘアエッセンスやリアップX5のような発毛、育毛を主目的とした育毛剤ではなく、抜け毛を減らすことを目的とした外用薬です。そのため、パントスチンによって抜け毛の量を減らしながら、他の治療法や薬の処方で発毛を促進するといった併用がよく行われます。


使用頻度は1日に1回で、夜に使用するのがおすすめです。脱毛に対する効果は早ければ1ヶ月で感じられます。抜け毛が減ってきたら使用頻度を減らすことができるため、美容クリニックなどで定期的に医師のチェックを受け、症状に応じた使用頻度へ徐々に減らしていくと良いでしょう。


|医師の指導に従って使用することが大事


医師の指導に従って使用することが大事


抜け毛を減らす効果が期待できる外用薬も、使い始めてすぐに効果が現れるわけではありません。また、量を多くすればより早く効果が現れるというものでもありません。美容クリニックなどで用いられる育毛剤は、使い方を誤ると副作用も起こり得る医薬品ですから、きちんと医師の指導に従って、根気よく使い続けることが大事です。


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